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国際テキサス州サンアントニオ · 南北アメリカ

サンアントニオでラペリング事故、米空軍兵士がフットボール試合前に死亡

米空軍の隊員がドーム天井からのラペリング降下中に制御を失い、死亡した。空軍は事故の原因を調べているが、海軍との試合は予定どおり行われた。

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テキサス州サンアントニオで行われた大学フットボールの試合前、ラペリング(懸垂下降)の実演中に転落した米空軍の隊員が死亡した。男性は10月17日(土)、アラモドームの天井から降下する際に滑り落ち、フィールドに激突した。

死亡は、ネバダ州のネリス空軍基地の報道官が軍事専門メディアTask & Purposeに確認した。隊員の氏名は当面公表されていない。空軍は事故を調べており、原因はまだ分かっていない。

中間地点付近で制御を失う

テキサス大学サンアントニオ校(UTSA)と海軍の試合のキックオフ約15分前にあたる現地時間午後7時少し前、4人の隊員が高さ約45~52メートルの天井から降下する予定だった。そのうちの1人が中間地点付近で制御を失い、ロープに沿って制御できないまま滑り落ち、センターライン付近に叩きつけられた。

医療スタッフは、動かない男性にフィールド上で約10分間処置を施した。サンアントニオ消防局が、生命に関わる重傷を負った男性を病院に搬送した。

スタジアムにいた観客によると、兵士は突然、猛スピードで降りてきたという。その後、会場は静まり返り、状況は思わしくないように見えたと話した。マーチングバンドは演奏を中断し、多くの観客が祈りを捧げた。

航空支援要員を養成する部隊

4人の隊員は第6戦闘訓練飛行隊第2分遣隊に所属していた。ジョイント・ベース・サンアントニオ=キャンプ・ブリスに駐留する同部隊は、地上部隊と連携して空爆を調整する戦術航空統制班(TACP)の隊員を養成している。飛行隊本部はネリス空軍基地にある。

ヘリコプターからのものを含め、30メートルを超える高さからのラペリングは、同部隊の通常訓練の一部だ。今回の実演は、大学が軍人と退役軍人をたたえる毎年恒例の試合「Salute to Armed Forces and Veterans」の一環だった。

試合は遅れてキックオフ

負傷者の手当てが行われている間、選手たちはロッカールームで待機した。試合は約10分遅れの現地時間午後7時10分に始まり、UTSAが38対34で勝った。

大学は試合中に「深い悲しみに包まれている」との声明を出した。「私たちの思いと祈りは、被害に遭った兵士とそのご家族、仲間の皆さんとともにあります」としている。大学関係者向けの支援窓口も設けるという。所属するアメリカン・カンファレンスも同様に悲しみを表明した。

SNS上では、スポーツイベントでこれほど危険な実演を行うのが適切なのかと疑問を呈する声も出た。

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